なんか随分、お腹が膨張してきたな、と思って、いつからかは忘れたけれど、あんまり食べない日々を過ごしていて・・
食べないでいたら、食欲そのものが、あまりなくなってきて・・
お腹がいつも、減ってる感じはするけれど、でも、食べなくてもいいや、みたいになっている。
3大欲求のうち、食欲が減り、すると不思議と、性欲も減り、でも、睡眠欲だけは、ある。
僕は、見た夢は、その思い出せる場面をノートに書き記してきているのだけれど・・もう、随分長いこと、続けていると思う。
あっちこっちの、その時手に取りやすいノートに書き込んでいるから、僕の夢の記録はあっちこっちに散在している。あっちこっちに場面が飛ぶ夢の世界みたいだ。
睡眠欲が消えないのは、きっと、この僕の、夢を書く、という習慣に関係しているのだと思う。
多分、人にとって睡眠が大切とされているのは、見た夢に意味があるからなのだと思う。夢を見る、そこに意味があるから、人は睡眠を欲する。
スピリチュアルな理屈的言い方をすれば、人は睡眠中、肉体とエーテル体からアストラル体が離れて、アストラル階層の次元に行ってるらしいが・・
アストラル階層における記憶を、この現世世界に、僕は記録として持ち込むことによって、この現世世界でも、アストラルな夢見心地、維持したいのかな、と自分に思う。
そんな欲求が僕にあるのは、たぶん、僕は、この世とあの世の橋になる人に、なりたいからなのかな、と自分に思った。今、思った。
こっちの世界は、いい世界とは言い難く、あっちの世界も、いい世界とは言いきれない。
よくも悪くも、手を繋ご、的な役割、したい僕、なんだろう。
でも、こっちの世界の人と、もっと手を繋げる僕になれたらいいな。
とも、思ったりする。
先日、YouTubeに上げた動画、です。
登録者、ゼロ。
繋ぐの、無理だな。ま、いいか。
動画のタイトルと、喋ってること⇩
・・・・・・・・・・
『ゴールデン トライアングル イズ フロム キムチ』
久しぶりに急に
あの店のキムチが食べたくなった
あの店には+
自家醸造の秘密の
どぶろく
酸味の効いた
店の常連にしか出さないとされる
違法の酒
僕は常連でも馴染みでもなく
ただの一見の客に過ぎなかったから
だからなんであのどぶろくを
僕は出してもらえたのか
そのいきさつは記憶にない
酸味の酒と酸味のキムチ
その酸味のハーモニーに
熟成の効いた骨付きカルビ
ハサミでジョキジョキと切った
骨付き肉の
骨の髄を
僕は口の中で吸い込んだ
どぶろくとキムチと骨付きカルビの
黄金の三角形
その三角形の中心にその時僕はいた
恵まれた一瞬の三角形のその中にいれた
あの一瞬が妙にとても懐かしい
何もかも失われた気がする今の僕
恵まれない逆三角形の蟻地獄
恵まれない側から
恵まれた
恵まれない人に恵む側に変わりたくて
コンビニのレジの横の募金箱に
おつりの1円を入れたけれど
1円分
恵まれた側になれただけだった
この逆三角形を反転させる術は・・
そう考えていたら
お通しで出されたあの焼き肉屋の
キムチが浮かんだ
あの黄金の三角形の始まりは
あのお通しのキムチから
始まっていたことに気付いた
あのキムチはあの店にしかないわけだから
とっくに消えてしまったあの店と一緒に
あのキムチもとっくに消えている
だから僕はコンビニの帰り道
少し遠回りしてコモディイイダで
白菜と鷹の爪とそれから・・
えっと
それから
部屋に戻って台所のテーブルに
白いまな板を置きその上に
買ってきた丸ごとの白菜を置き
あの黄金の三角形が再現されるまでの
少し面倒な手間を開始させるのだ
まずは葉の1枚1枚に
粗塩を刷り込むのだ
と思っていた
友も彼女も金もない僕の
僕のこの部屋にはかねてから
肉体という実体を持たない女性が
時々現れて
この部屋の中でその女性は
自由にしている
台所と六畳和室の1DKのこの部屋の
唯一のオーディオビジュアルである
和室の小型テレビを付けに
一瞬離れた台所
台所に戻るといつの間にかあの女性が
肉体実体を持っていないその人は
肉体実体を持っていないのに
包丁を握れて
僕の黄金の三角形の始まりの可能性
可能性そのものの白菜を
切っている
粗塩を刷り込んで寝かせる過程が・・
しかも
千切りに
切っている
キムチは
千切りではない
僕は
思った
・・・・・・・・・・