友人が病院でお腹の手術をする・・
その手術前に、何人かが集まって、その友人のいる病院の病室にお見舞いに行くことになってて・・で・・
その友人に、僕は以前、暴言を浴びせて苦しめて・・
だから、その友人がいる病室に行くのは、僕的に躊躇うものがある。
僕の顔を見たら、その友人は、怒りを露わにするだろう。
望まれていない見舞いの来客としての僕に、僕はこれから、なるのかならぬのか・・
望まれぬ来客にならず、病室に足を運ばなければ、あのとき僕がその友人にもたらした怒りは、このままずっと、消えないまま、その友人に残り続ける・・だろう。
望まれぬ来客として病室に出向けば、その友人は、怒りを顔に、体に、現わしながらも・・徐々に、怒りは霧散していくのだろう。
どっちを選ぶか・・どっちを選んでも、いいんじゃないか・・そう思い始めて・・
僕は見舞いに行かず・・洗濯を始めた。洗濯機の中で洗いあがった洗濯物を、洗濯ピンチに干しはじめていたら・・ちょうど今頃、集まった何人かが病室でその友人を見舞っているはず・・その、病室の光景が浮かんできて・・
(なんで来ねえんだよ)
友人のなかに、僕への新たな怒りがこみ上げている、その顔が見えた。
怒りのミルフィーユ・・
という、昨日の夢。