蔑みの同情?

昨日、奥飛騨の天気はまあまあ良くて・・

 

奥飛騨に、家族で3泊してきて、昨日帰ってきたんですけれど・・この旅行の最終日の昨日、「新穂高ロープウェイ」に乗って終着点の展望台から、西穂高や槍ヶ岳を、肉眼とか100円100秒の、「その場に設置型双眼鏡」で眺めたりした・・

 

 

雪の北アルプス・・「登りてー。よし、体力鍛えよう」と言って、僕はその場でスクワットを始めた。

 

そこに来た人の写真を撮って、それを売ってるおじさんが、その僕を見て笑った。

 

その笑顔が、僕の狙いだった。狙い通りに、おじさんは笑った。

 

僕の務めは果たせた、と思った。

 

・・こんな言い方は、そのおじさんを蔑む感じになるのは分かっているけれど・・観光客・・3000円の往復の乗車券を買ってたどり着いた展望台・・・待ち構えている写真売り・・その営業・・疎む人は、多いだろう。

 

僕も、「写真撮りましょうか」と声をかけられて・・めんどくせえな・・

 

自分がどう反応をしたらいいのか、それを瞬時で考えるのがめんどくさい。

 

僕がめんどくさがろうが、僕以外の多数に、拒否の反応で応えられようが・・おじさんにとっては、声をかけることが仕事だ。大切な仕事だ。

 

 

 

・・営業・・ファミリー向けの賃貸アパートに住んでたとき、飛び込みの営業がよく来てた。「マンション買いませんか」の営業。

 

住人にとってはめんどくさい人、なんだろう。僕も、「またかよ的」にめんどくさかった。

 

 

・・が、僕はある時、宅建の資格を取り、履歴書にそれを書き込んで不動産会社に就職したことがある・・・・で、やった・・・・やらされた、っていうのかな・・飛び込み営業・・ピンポン営業・・

 

その会社ではその時「この戸建てを売るぞ」が方針にされていて、その戸建て新築住宅一棟の販売宣伝をチラシ化したその紙束でもって、アパートに、マンションに、団地に、撒く。ピンポンを押す・・ピンポンを押す・・ピンポン・・・

 

「結構です」「結構です」「結構です」・・・・・・・

 

俺って、世の中でこんなに嫌われているのか・・

 

 

 

だから・・

 

(写真、買わないけど、おじさんを嫌ってはいないよ)

 

そのメッセージとしてのボディアクションとしてのスクワット、だった。

 

1000人あたれば、一人は買ってくれるだろう・・今日は何枚、売れましたか?