黒猫の気持ち

 

今朝、瓶缶ペットボトルの資源ゴミを集積所に出しに行ったら、あれ?

 

今週は瓶缶収集じゃないのかな?

 

集積所は空っぽで・・

 

とりあえず家に帰って、ゴミ収集の日程表を見た。

 

やっぱ、今日は収集日だな・・一番乗りか・・

 

目指しても目指さなくても、何かにつけて僕は「一番」なるものと縁が薄いから・・こんなことで「一番運」を使うのも、なんだな・・

 

と思った。

 

空っぽのゴミ集積所に、猫。黒い猫

 

僕にお尻を向けて、顔だけ僕に振り向いて、両手にポリ袋をぶら下げた僕と目を合わせた。

 

(一番はお前じゃない。私が一番だ。だからお前は「一番運」を使ってはいない。大丈夫だ)

 

猫の目はそう言っているようだった。

 

特に、何かの一番、なりたいものとかあるわけではないけれど、でも、黒猫の気持ちはありがたくいただこう・・そう思った。

 

だから「ありがとうございます」と声に出した。

 

⇩ 恵比寿を歩く占い師

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