ブラヴァツキーと、酒

去年、じんましんが、とても出て、困って、体質改善に勤しんだのだけれど・・

 

それで、昨今、ほとんどじんましんの出没はなくなっていて・・体質が、改善されたということだ、が・・改善されてしまった、とも言える。

 

酒に酔ってしまう・・

 

体質改善においてのキーポイントを、僕は「腸管造血説」の森下敬一博士の理論に従うように、「血」に定めていた。

 

血をきれいにすれば、相即的に体内の汚物は排泄等を通じてトイレその他に流され、じんましんは出てこなくなると思った。

 

では、なんできれいにすべき「血」が、汚れてしまっていたのか・・一言で言えば「ストレス」だ。

 

ストレスという「気」が「液化」して血となり、さらに「固体化」されたじんましんを生成させる。

 

「気体」→「液体」→「個体」

 

水に喩えれば、「水蒸気」→「水」→「氷」の、液体としての「水」の状態を浄化することに僕は着眼した。

 

その着眼の理由はなにか?・・もっともコントロールしやすいからだ。

 

水は水蒸気にも氷にも変化する。

 

血は気にも肉体にも変化する。

 

気としてのストレス、そして、じんましん化した皮膚、それらをコントロールすることは、たぶん難しい・・しかし、血をきれいにすれば、気も皮膚も、きれいなものに変化する・・はずだ・・

 

で・・してみた・・いろいろ試した・・血をきれいにするためにいいもの・・試した・・たどり着いたのが、ニンニクと生姜のはちみつ漬けだ。

 

・・このことは、以前、書いたかもしれない・・

 

で・・変化は、「じんましんが消えた」にはとどまらなかった。酒に酔ってしまう。

 

缶ビール一本で、かなり酔う。

 

・・子供の頃、住んでいた実家には一年中、母が漬けた梅酒があった。そして、サントリーオールド・・通称ダルマ、があった。「ウイスキーに梅酒入れて飲むとうまいんだよ」と小学生の僕に、そのブレンドされた酒をウイスキーグラスにいれて差し出してくれたのは僕の父親だった。

 

以降、学校から帰ると、父が教えてくれたままのそれを片手に握り、水戸黄門のの再放送を見ながら、ちびりちびり、するのが、僕の夕方になった。うまかったが、酔わなかった。

 

今は・・あの頃よりも、酔う。あの頃以前の、いつの日だかわからない体に・・あるいは、いままでの自分とは全く異なる今の自分の体に、僕は変化してしまった。

 

これは、なんとなく、困ったことのように感じるのだが、しかし、困ることでもないようにも感じる。

 

でも、僕は酒をたぶん、やめないだろう・・

 

やめない、と思う。

 

ちなみに僕は、「占い師」で、たぶん、「オカルティスト」だ。

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ゆえにか・・ブラヴァツキー・・

 

ヘレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキーは、すごい人だな、と思う。

 

時代は19世紀で、近代唯物思想に染まった人々が、あらゆる理屈でブラヴァツキーを始めとしたオカルティストを嘲笑的に批判したであろう・・

 

それは今も、たぶん同じだ。

 

ただ、僕は思う・・真理を探究する、っていう意味では、唯物論者もオカルティストも、同じだ。本物は、本物と共鳴しあうものだ。

 

本物でない、「時流」という虎の威を借りた似非唯物論者が、本物、あるいは本物を目指し続けたブラヴァツキーを、否定、迫害した。

 

本物は偽物に迫害されるのが、たぶん、歴史だ。

 

ブラヴァツキーは44歳の1875年、友人のオルコット大佐らとともに「神智学協会」を設立し、その協会内に1888年、「秘教部門」を作った。その秘教部門の規則でブラヴァツキーは、飲酒を禁じている。

 

禁じている・・僕は神智学協会とも、その秘教部門とも、縁もゆかりもないのだが・・なんだかな、と思う。

 

禁じる理由は・・第三の目、すなわち松果腺に有害だから・・らしい・・

 

その規則で煙草は・・ほどほどなら、いいらしい・・ブラヴァツキーは喫煙者だった・・だからだろ・・って思う。

 

・・僕はブラヴァツキーを本物だと思っているし、好きだけれど、信仰しているわけではないから・・体質が変わり、非常に弱くはなったが、情緒に浸りたいとき、飲む。父が教えてくれた「人生」のひとつだからだ。