クレしん14巻

僕の机の上には本が縦に並んでいて、そこに一冊、クレヨンしんちゃん14巻が混じっている。

 

いつの間にか、混じっていたようだ。

 

混じっている、っていう言い方は、なんか、異物を指しているようで、この14巻に、とても失礼ではあるが・・たぶん、お金を出したのは僕なんだろうが、所有者は、僕ではない。

 

この14巻の向かって左隣には、現代語訳版の、浅野和三郎先生の「心霊講座」そして右隣にはエリザベート・ムンデル「星空への旅」

 

これらに挟まれて、クレしんの一冊は、異物どころか全く違和感がない。

 

違和感どころか、ここにもいらしたか・・という感じです。

 

家中・・寝室でゴロンとすると、その枕元には何巻かの「クレしん」、リビングでゴロンとすると、そこにも何巻かの「クレしん」

 

ゴロンとするところ、そこにはいつも「クレしん」がいてくれて・・入眠の扉を開くがごとくに僕はページを開き、いつの間にかZzz・・・