黙って座ればピタリとあたる・・みたいなフレーズ、占いのキャッチフレーズみたいに昔は言われたけれど・・近年は・・近年っていうか、ずっと前からだけれど、カウンセラー的な要素、求められている・・らしい・・
ユング派とかロジャーズ派とか・・
ロジャーズ派の先生の講演を何年か前に、その時の縁っていうか・・お聞かせ頂いたことがあって・・とにかく臨床訓練、すごいハードらしい・・
その講演の中で先生が「カウンセリングする場所は外部と完全に遮断されてないといけませんね」とおっしゃってて、
ま、そうだろうな、なんて、漠然と思いながら・・講演のあとの打ち上げに僕も参加して、先生に質問したんです・・なんでですか?って・・
先生は、ご自宅にカウンセリングの部屋をお持ちらしく・・
その時、酒も入っていたから、先生、家庭の内情、ポロッともらされつつのご説明になられたのかも、だけれど・・
「カウンセリングの直前まで旦那と喧嘩してて、どんなにイライラしてても、部屋に入る瞬間に自分を切り替えなきゃいけない」
なんか、先生の「人間」感じて、当時の流行りの言葉で言えば「ほっこり」したんですけれど・・
聖域、なんでしょうね。
聖域、なんですよ。
で、僕なんていうのは、そういう自分の聖域作ったからっていって、そこに来てくれる人なんていないわけです。だから、以前はデパートとかのブースに出たりもしていたけれど、路上が好きだから、路上に出てるわけです・・煙草、吸えるしね。本当は、路上喫煙禁止の場所なのかも、だけれど・・灰皿用意しているから、即席喫煙所、でもあるんですけれど・・
で・・壁も天井もない・・通報されれば警察が来る・・まったく何にも守られていない聖域に、僕は座るわけです・・
ただ・・結界は張るわけです・・通行人は、当然のようにその結界を通り過ぎますけれど・・
どうやって結界張るのかっていうと・・クローブ・・香辛料のクローブのパウダーを、パラパラ撒くわけです・・周囲に・・それで結界?
ゴキブリから守るわけです・・路上・・たまにゴキブリが歩いてる・・
全然違いますよ。撒くと撒かないとじゃ。