毒を薬に変える

風邪をひいてしまって、

 

風邪っていうのは、なんなんだろ。部屋干しの洗濯物に扇風機、その風があたるところで、なんにも体にかけずに・・裸じゃないけれど・・寝てて、で、そのあとから、徐々に調子・・あ、やられた・・思ったのだけれど・・

 

なにかが体に侵入・・それをそのまんまにして・・するとそのなにものかが、どんどん体に深く・・どんどん深く・・悪寒、だるさ、鼻水、咳・・

 

火傷って、すぐに冷やさないと、どんどん皮膚深く、犯していく・・風邪も、そうなのかもな、って思った。風邪、ひき始めが肝心・・言われることだけれど・・そのなのかもって思った。

 

侵入口から、風邪は入ってくる。東洋医学的に言えば、風門っていう、背中のツボ。風邪という邪気の侵入口は、そこらしいのだけれど・・そこを押すなり温めるなりして、そこから邪気を出すの、いいらしいんだけれど・・

 

邪気・・ってなに?

 

邪気だらけでしょ。僕の感情も、邪気だらけ・・僕の感情の邪気と、風邪という邪気が親和性を持って、それゆえ、僕には、風邪という邪気が、入りやすくなっている・・

 

僕の感情という邪気に、風邪の邪気は、一体化する・・風邪はなかなか治らない・・治っても、僕は、潜在的風邪ひきでありつづける・・いつでも、風邪の邪気と、親和する感情を、保ち続けているからです。

 

風邪なんかより、もっと深い邪気、持ってる。人を呪わば穴2つ・・人を呪うって言うことは、その相手と自分との墓穴を掘ること、っていうことだけれど・・

 

別にそれでもかまわない・・そんな感情・・そんな邪気も、僕の中にはある・・

 

邪気っていうのは、スピリチュアル的に言えば、波長の低い、エネルギーとしての毒、っていうことになるのだけれど・・毒の波長に調和する僕の感情・・その感情と徹底的に付き合おうとする僕の意識・・

 

毒・感情・意識、その三点を線で結んだ正三角形。

 

その正三角形を見つめることで、毒は薬に変わっていく。ニーチェがね、超人は毒をも薬に変える・・ツァラトゥストラにそう言わせていたけれど・・

 

どうやって?・・それ、言ってなくて・・ま、ニーチェは思いつきの羅列の人だから、別に、それはそれで、いいのだけれど・・

 

どうやって?・・正三角形、浮かべろ・・です。