占星術の基礎・・星とのセックスです。
作者の名前、忘れたけれど『マンハッタン少年日記』
その主人公、道挟んだ向かいのアパートメントの窓、カーテン開いてて、その窓の中で服を脱いで着替える女の子。その女の子を見ながらマスターベーションをする・・そしてそれが日課になって・・
窓の、外の夜空、星がきれいで・・女の子の着替え見ながらマスターベーション・・いつしか、星を見ながらの・・に変わった・・
随分、何十年も前に読んだから・・たしか、こんな内容だったな、って感じ、なんですけれど・・
星に欲情する?・・しないですよ。多分、しないと思います。
でも、人間介しての星に、欲情・・しますよ。
人間・・星なんです。
人は死んだら星になる・・ある意味、真実です。でも、肉体存在として生きてても、人は、星です。
人を知りたい、交わりたい、感じたい・・それは、星と、そうしたいっていうのと同じです。
人を愛するのと、星を愛するのは同じです。人を憎むのと星を憎むのは同じです。
セックスは、なにも交わるだけが、セックスなわけじゃない。感じること、それも、十分、セックスです。局所のみのオーガズムなんて、虚しさだけが残ったりするように。
思いっきり、星を感じる・・思いっきり人を感じる・・
同じです。
思いっきり人を避けたくなる・・思いっきり星を避けたくなる・・
同じです。
避けてるのがダメ、っていうことではないです。避けてるは、感じてるがゆえに、
あるいは、感じることは、ひとつの波長に自分を合わせているがゆえに、他の波長を疎外している、っていう意味では、避けてるも感じてるも、同じなわけです。
避けるも感じるも、同義、って言う意味で、思いっきり、星、感じる。
星とのセックス、です。それが、占星術の基礎です。