8度の気温差

僕は床に寝るのが好きで・・あんまりベッドでは寝ないのですけれど・・ で、だいたい朝、リビングの床に寝ている僕は、起床してきた長男が、朝の儀式のようにリビングのテレビをつける、そのテレビの音量で目を覚まします。 「うっせえ」とか言って、音量を…

缶コーヒーと煙草

外は雨で、強まる雨脚を窓の外に感じていたら、娘からLINEが入って・・ 寝過ごして・・降りた駅からの電車がもう、ないらしい・・ ・・とりあえず、トイレ、そして、雨の夜中のドライブ・・ 近所の自販機で缶コーヒーを買ってから、車に乗り込んだ。 缶コー…

屋台の肉まん

その屋台の『肉まん屋』には肉まんだけが置かれていて、肉まんだけが売られていた。 他に客はいなくて、僕はその屋台の白い肉まんを見ていたら、肉まんが食べたくなって、一つ頼んだ。 そしたら屋台の人は、肉まんになにやら造作を始めて・・だから、少し、…

屋台の肉まん

その屋台の『肉まん屋』には肉まんだけが置かれていて、肉まんだけが売られていた。 他に客はいなくて、僕はその屋台の白い肉まんを見ていたら、肉まんが食べたくなって、一つ頼んだ。 そしたら屋台の人は、肉まんになにやら造作を始めて・・だから、少し、…

馬鹿にされたままで

夏タイヤに、今日は履き替えようかな・・ 今期のスタッドレス・・雪の朝に、女房を職場まで送った・・ご活躍な感じは、その朝だけ、だった。 僅かだった雪の白・・冬の白は、雪と餅・・ 餅・・餅もわずかな今期、だったな。 僕が幼かった、とある冬の日、住…

随分ストレス、たまってんだな

あまり電車には乗らないのだけれど、乗る時には乗ります。 電車に乗る時には、カバンの中に、なにがしかの本を一冊、入れておきます。そして、電車の中で読みます。 でも、結構、本をカバンの中に入れるのを忘れることがあります。そんなときは、スマホでkin…

路線バスの、始発を待ってた

東京都内のタクシー料金が秋に値上げになるらしい。値上げは15年ぶり、らしい。 その15年前よりも、さらに随分、昔のことだけれど・・ 南アルプスの北岳に夏、一人で登りに行った。 電車を乗り継いで、降りた甲府の駅の、駅前ロータリーで、北岳の登り口あた…

もう帰らない・・

公衆のトイレの小便器から立ち上る、アンモニアの饐えた臭気が脳を突き刺す・・ 突き刺されるのが好きだった。 だから子供の頃、学校のトイレに入るのも、駅とかのトイレに入るのも、ワクワクしていた。 学校のトイレの小便器には、丸くて黄色い芳香剤が排水…

春のゼウス

・・始まりは、ゼウスだった。 今、季節は春で・・この週末には桜も、例年よりも早く、関東とかでは開花するところもある、みたいなこと、テレビとかで聞いている。 ・・あの時も、春だった、と思う。 今日は雨で、寒くて・・今、昼を過ぎた時刻、だけれど・…

プレハブに咲いた花

息子がPCR検査、陽性だった。夜中に発熱して、朝、検査を受けに行った。朝も早くから、とある病院に隣接した空き地に設けられた、プレハブの検査施設は、平日の朝9時前なのに結構、人が並んでいた。 プレハブの中で問診の順番待ちの列・・息子はぐったりしな…

さよなら、冬

冬っていう季節は好きで、秋から冬にかけての、冬が始まるぞ的な移ろいの時期は、なんか、嬉しくなるのだけれど・・ 今、冬から・・すぐそこに春・・この季節は、しのぎやすいけれど・・残念な感じ、してしまう。 もう終わる冬・・また、来年を待たなきゃな…

ギューギュー

今日の夕飯は焼きそばにしようと思った。理由は「楽」だからだ。お肉と野菜と麺を炒め、ソースをからめてさらに炒めておしまい。炒めたフライパンをそのままテーブルに出して、あとはおのおの「小皿によそって食べてね方式」 家の近所にはスーパーのヤオコー…

とある五月の初頭に、

季節は新緑というか・・とある五月の初頭・・ それまでの人生からの逃げ場所、みたいな感じで借りたアパートには、水場が2カ所。 キッチンと、トイレ・・その部屋には風呂がなかった。 だから銭湯に通った。ひどい水虫になったりした。 そのアパートの一階…

なんだかな・・

人のためにしたことが、逆に裁きにあうように、窮地に追い込まれ、肝臓はストレスでボロボロ・・みたいになることは、ある。 ギリシャ神話のプロメテウス・・あれは、すごくそんな人間模様・・だと思います。 そんなときに、人はっていうか、僕は、癒された…

歩く

昨夜、焼肉を食べに行った。中学生の長男が、昼頃から「焼肉食べに行きたい」って言っていて・・僕は最近、豆腐ばかり食べているから、たまに、動物を食べるのも、いいかな、と思った。 近所っていう距離のところに、個人経営で、おいしくてコスパの優れた、…

最低と最悪

最低のことをしてしまった。 最悪のことをしてしまった。 ・・「最低」というのは「客観基準」である ・・してしまった、あるいは、なしたその行為・・真実は・・「そうせざるをえなかった」・・なのだ。 ・・「最悪」とは、主観的な自己状況解釈のありよう…

霊眼

最近、なんだか面倒くさくなっちゃって、 あえて瞑想時間を設けて瞑想する、っていうの、しなくなってしまっていて・・ もう、随分・・年単位な感じで、してないな、と思った。 ただ・・瞑想時間を設けて瞑想しなくても、占い師にとって霊眼の開発は必要不可…

占い師、とは

占い師、とは。 一言で言えば、思想信条に偏向しない、人格を持った浄化装置・・と思います。 思想信条っていうのは・・たとえば、宗教っていうのは、その宗教が起こった当初はすべての宗教が、新興宗教なわけだけれど・・キリスト教・・カソリックもプロテ…

手を繋ぐ?

なんか随分、お腹が膨張してきたな、と思って、いつからかは忘れたけれど、あんまり食べない日々を過ごしていて・・ 食べないでいたら、食欲そのものが、あまりなくなってきて・・ お腹がいつも、減ってる感じはするけれど、でも、食べなくてもいいや、みた…

ポエトリー『あれれ』

死刑を言い渡されたソクラテスが、毒を飲まされるその刑の執行までの間、詩を作っていたらしい。文筆されたものを残さなかったソクラテスだから、どんな詩を残したのか、たぶん人類は知らないんじゃないかと思うのだけれど・・僕が知らないだけなのかもしれ…

ポエトリー『死と知』

一昨日の夜中、久しぶりな感じで、シングルベッドを二つくっつけて並べている寝室の寝床に眠った。隣には長男、その隣には次男、その隣には女房が寝ていた。 人の一生の三分の一は睡眠、とされていて、人は死において魂が体から離れると、その三分の一の時間…

巨大な二枚貝が、台所にいた。 子供の頃・・僕が3歳か、それ未満のときか・・ 台所は家の北に位置していて、日当たりが悪く、昼でも暗く、その暗い台所の食卓の隣の台の上に、その貝はいた。 黒くて・・形はハマグリで、上から見ればA4ノートパソコンサイズ…

金星

人は洗剤で、だいたいの人が洗濯をする。汚れと衣類を分離するためだ。分離された汚れは水とともに排水溝から流れていく。洗剤が剝ぎ取られた衣類はきれいだが、その「きれい」は汚れる可能性を持った「きれい」なのだ。 きれいな衣類は汚れることを求めなが…

青い鳥

昨日、テーブルの上に皿。 皿には豆を抜かれた枝豆のさやがてんこ盛り。僕が知らない間に、枝豆は完食されていた。 僕の家の道を挟んだ向かいは畑で、その畑の持ち主さんが、昨日枝豆を届けてくれたらしい。おそらく女房は、その枝豆を早速ゆでてテーブルに…

由来の知れぬ石碑

だいたい毎日、小学校からの帰宅の道は、校門を出てからしばらくすると、僕はもよおしはじめて肛門を絞るのだった。家が近づけば近づくほど、ウンチを我慢するのに結構、必死になっていた。 僕が住んでいたその実家には、僕の先祖がその場所に住むようなる前…

初体験

あれは、夜だった。幼稚園に入園するよりも前の、幼児な僕だった。 学年で4つ離れた弟は、まだこの世にいなかった。 その時僕は、川の字に敷かれた布団のひとつに、仰向けで寝ていた。布団に入っているのは僕だけだった。部屋の電気は消されていたが、襖で…

ブラヴァツキーと、酒

去年、じんましんが、とても出て、困って、体質改善に勤しんだのだけれど・・ それで、昨今、ほとんどじんましんの出没はなくなっていて・・体質が、改善されたということだ、が・・改善されてしまった、とも言える。 酒に酔ってしまう・・ 体質改善において…

「死」の不思議

家の床を小さな小さな、可愛い蟻が無数に、そこを遊び場みたいにしていて・・ 虫・・一寸の虫に五分の魂・・じゃないけれど・・僕は殺すのは好きじゃない・・ でも、捕まえるには小さすぎて難儀するし、とにかくたくさん、ちょこまかしているから、僕は雑巾…

鬱のスイッチ

昨夜、息子の、通学用のワイシャツを、ハンガーにかけた。洗濯したそのワイシャツを、乾かすために。僕の家にはベランダがない。だから、洗濯物は、いつも部屋干し。 プラスチックの黒いハンガー。その形状タイプは二種類あって、シャツの肩に沿うラインがア…

日本の現実

コロナ禍が始まる前で・・季節はなんだったんだろう・・午前3時頃だったと思うけれど・・ 家の近くの坂道・・結構急な、下がりきったところは信号になってる坂道を車で下っていた。大宮で路上の占いやって、その帰り道・・家まであと少し、な感じだったのだ…